箸の滑りにくい形状で、断面の話の続きです。滑りにくく、持ちやすい箸の形は持ち手から、箸先までが削ってあり、全体に角のある箸は、その角に食べ物が引っ掛かるので滑りにくいと言えます。中でも、断面が鉛筆と同じ六角箸は持ちやすく手が疲れにくいようです。ただ、手に馴染むかどうかは人によって違うので、購入する際は店頭で実際に持ってみて、その感触を確かめることがいいそうです。3番目の重さですが、これは材質によるところが大きいようです。日常のハシは、黒檀や紫檀が一般的だそうです。具体的な重さはおよそ8グラム~21グラム。平均14.5グラム という統計もあるそうです。また、山でいる地域によって重さも違い、一般的には関西地方では軽い箸、関東から東北地方ではやや重い箸が好まれるそうです。