ダイエットをしているのに、下半身だけがなぜか痩せてくれない。 特に脚が痩せないんです。 という、お話をよく耳にします。 そこで、今日は脚やせについてお話ししたいと思います。 あなたは、ダイエットをしていて脚だけやせないと思っているようですが、それは本当でしょうか? きちんと測ってみましたか? もし、測っていたのなら、ダイエット前と比べてみてください。 少なからず細くはなっているはずなんですが…。 きっと、このようなことを言うと、「そんなことはない、私の脚は太いままだ」という意見が多いと思います。 なぜ、足が痩せないと思ってしまうのか、それは上半身に比べて下半身の痩せ方が遅いからなんです。 だから、上半身はしっかり痩せてくれたのに、下半身がまったく痩せてくれないと勘違いをしているんです。 でも、なぜ下半身はなかなか痩せないのでしょうか? これには諸説あるのですが、下半身は常に心臓よりも下の位置にあります。 それも、足は体の部位でいうとかなり下の方ですよね。 心臓よりも下にあるので血液やリンパの流れが悪くて、水分や老廃物が溜まりやすいからなんです。 溜まってしまった水分や老廃物は、いわゆる「むくみ」となって現れます。 特に立ち仕事の人に多く、デスクワークなど座った仕事が多い人でも筋力が衰えることで「むくみ」やすくなります。 その「むくみ」も、放っておくと血管がこぶのようにボコボコ膨らんだり、セルライトになってしまったりします。 つまり、脚と言うのは非常に痩せにくい部分ということになるんです。 しかし、決してダイエットをしていて脚だけが痩せないのではありません。 運動をすると体全体がエネルギーを消費します。 決して脚だけ消費しないなんてことはなく、エネルギーの消費に大小があっても必ず消費はしています。 エネルギーが消費をしているということは、脂肪を燃焼していることにつながります。 つまり、運動などのダイエットをする限り、脚も同じように脂肪燃焼はしているんです。 しかし、先程も書いた通り、脚は心臓から遠い部分にあります。 一生懸命、ダイエットをして脂肪燃焼させたとしても、それが追い付かない分溜まってしまっているのです。 でも、決して増え続けるんじゃなく、少なからず脂肪を燃焼させてはいるんです。 非常に分かりずらいですが、消費した脂肪が上半身より少ない分、あまり痩せた感じがしないという訳です。 ただ、リンパなどに溜まった老廃物がうまく排出されていないと、痩せないことにはなります。 ここで、1つ提案ですが、脚やせに効果があると言われるインナーマッスルを鍛えることで、普通の脚やせダイエット法よりもその効果が期待できます。